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電気工事士に有効な資格一覧!ステップアップで給与アップや独立も目指せる!2024.05.21

電気工事士に有効な資格一覧!ステップアップで給与アップや独立も目指せる!

電気工事士は国家資格が必要な専門職であり、自分の技術一つで食べていくことができる仕事です。 

経験を積み、上位の資格を取得することで、現場の作業者から管理者へとステップアップしていくこともできます。 

上位の資格を取得すればより高度な業務が行えるため、資格手当や給与のベースアップなど、待遇もアップしていくでしょう。

さらに、身に付けたスキルを活かして、独立を目指すことも可能です。

この記事では、電気工事士のステップアップに有効な資格について説明します。

電気工事士に必要な資格・取得したい資格

電気工事に関する資格は複数あり、それぞれの資格によってできる業務内容が異なります。 

第二種電気工事士一般家庭や小規模なオフィス・店舗などの電気工事で作業を行うことができる。
第一種電気工事士工場や大規模な施設などの電気工事で作業を行うことができる。
2級電気工事施工管理技士小規模な電気工事の施工管理を行うことができる。
1級電気工事施工管理技士大規模な電気工事の施工管理を行うことができる。

電気工事を行うための資格には大きく「電気工事士」と「電気工事施工管理技士」があります。

電気工事士は電気工事の作業を行うための資格で、この資格がなければ電気工事を行うことはできません。

電気工事施工管理技士は、電気工事の工程・品質・安全などの施工管理を行う資格です。電気工事士と違い実際に電気工事の作業を行うことはできませんが、工事の発注者と打ち合わせを行い、工程表や施工図を作って現場の指揮をとる重要な役割を持っています。

実際には、まず電気工事士の資格を取得し、現場での実務経験を積んで電気工事施工管理技士の資格を取得し、管理者としてステップアップを目指すのが一般的です。

関連記事はこちら↓電気工事士の仕事内容や松尾電気の業務内容について解説!

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第二種電気工事士

第二種電気工事士は、600V以下で受電している一般電気工作物の電気工事を行うことができる資格です。 

具体的には一般家庭や小規模なオフィス・店舗などにおいて、コンセントや照明器具の設置、そこに電気を送るための配線などの電気工事を行うことができます。 

電気工事士の仕事に就くために、最初に必要となる資格です。 

試験に合格するためには、電気工事に関する知識を問われる筆記試験と実際に電気回路を作成する実技試験の2つに合格する必要があります。

試験が2回あると考えると大変そうですが、筆記試験の合格率は約6割、実技試験の合格率は約7割あるため、難易度はそれほど高くありません。

・第一種電気工事士

第一種電気工事士は、第二種電気工事士ができる工事に加え、最大電力500kW未満の自家用電気工作物における電気工事を行うことができます。 

第二種電気工事士では対応できない、工場や大きな施設など、より大規模で高度な工事を行うことができるのです。 

そのため、取得難易度は第二種電気工事士よりもグッと高くなり、免状を受け取るためには3年の実務経験も必要となります。

合格するのは簡単ではありませんが、電気工事士としてステップアップを目指すのであれば、ぜひチャレンジしたい資格です。

2級電気工事施工管理技士

2級電気工事施工管理技士は、一般建設業の許可を得た営業所の専任技術者や、小規模な電気工事の主任技術者として、電気工事の施工管理を行うことができます。

受験するためには要件を満たす必要がありますが、電気工事士の資格を持っていれば実務経験1年で受験できるため、それほど厳しくはありません。

試験に合格するためには、電気設備の知識だけでなく、工程管理や安全管理など、建築工事に関る広い知識が必要となります。

しかし、2級電気工事施工管理技士が担当できるのは比較的小規模な電気工事なので、大規模な電気工事の施工管理を行うためには、さらに実務経験を積んで1級電気工事施工管理技士を目指すことになります。

・1級電気工事施工管理技士

1級電気工事施工管理技士は、2級電気工事施工管理技士の上位資格で、大規模な電気工事も受注できる特定建設業の営業所で専任技術者となることが可能です。

また、金額の制限なく電気工事の主任技術者・監理技術者として施工管理ができるため、より大規模な工事の責任者として活躍することができます。

受験するためには、第一種電気工事士または2級電気工事施工管理技士として5年以上の実務経験が必要なため、電気工事士としてしっかりと経験を積む必要があります。

試験の難易度は高いですが、それだけ価値のある資格です。

関連記事はこちら↓

第二種電気工事士との違いは?第一種電気工事士を取得するメリットや難易度を解説!

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・他にもある電気工事士に役立つ資格一覧!

電気工事を行う上では他にも役に立つ資格がたくさんあります。

例えば、火災報知設備に関する工事は、電気工事と一緒に発注されることが多いのですが、作業を行うためには消防設備士という別の資格が必要です。

また、電線を通す管を地中に配管する場合に重機で地面を掘るケースが多いので、重機の資格を持っていると現場で重宝されます。

このほかにも、建設現場で直接作業員に支持を出す職長になるためには職長教育という講習を受講する必要があるなど、建設業に関る資格は多岐に渡り、電気工事士として働くうえでも取得した方が良い資格はたくさんあるのです。

電気工事士に役立つ資格一覧

資格名内容
職長教育工事現場で作業員に指示を出す職長の資格です。作業員から班のリーダーになるために必要になります。
認定電気工事従事者工場や大規模な施設などで、600V 以下の部分の工事を行うことができる資格です。第二種電気工事士として3年以上の実務経験があり、講習集を受講することで取得できます。
電気主任技術者(電験)電気設備の保安・点検を行う資格です。一定規模以上の電気設備には必ず必要とされるため、とても需要の高い資格です。
消防設備士 甲種4類電気工事と合わせて発注されることが多い、自動火災報知設備の工事を行える資格です。
高所作業車運転技能屋外の高いところに設置された照明など、高所の電気工事を行う際に使用する、高所作業車の操縦に必要な資格です。
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育高所で作業するときに身に付ける、墜落制止用器具を使用するための資格です。

これらは一例で、電気工事士として工事現場で働くうえで役に立つ資格は他にもまだまだあります。

持っている資格によってできる工事内容が変わってくるため、複数の資格を組み合わせることで、電気工事士としての価値を高めることにつながるでしょう。

すべての資格を取得することは不可能ですが、電気工事士として経験を積みながら、自分にとって必要な資格を見極め、資格取得に向けてどんどんチャレンジしていくことでステップアップをすることが可能です。

高度な資格を持つ電気工事士は価値ある人財!

電気工事を行うためには、電気工事士や電気工事施工管理技士の資格を持った電気工事士の存在が欠かせません。

電気工事士の資格がなければ電気工事に関る作業は行えないため、電気工事士の資格を持っていれば、電気工事会社にとっては即戦力となる貴重な人材となります。

また、500万円以上の電気工事を行う営業所には2級電気施工管理技士以上、下請負金額が4,500万円以上の電気工事を行う営業所には1級電気工事施工管理技士の資格を持った専任技術者を配置しなければなりません。

さらに、4,000万円以上の工事には主任技術者(1級・2級電気工事施工管理技士)を、下請負金額が4,500万円以上の工事には監理技術者(1級電気工事施工管理技士)を常駐させる義務があるため、工事を1件受注するごとに1人の電気工事施工管理技士が必要です。

電気工事を行う企業にとって、これらの資格を持った人材は必要不可欠であり、とても価値のある人財なのです。

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電気工事士として働きながら資格取得を目指そう!

ここまで、電気工事士として役に立つ資格を紹介してきましたが、上位の資格を取得するためには実務経験が必要です。

そのため、最初から高度な資格を狙うことはできず、まずは第二種電気工事士を取得して、電気工事士として働きながら上位の資格を取得し、ステップアップを目指すことになります。

現場の作業だけでなく施工管理もできるようになれば、会社でも管理者として責任ある立場に就くことができ、将来的には人脈や技術を活かして独立することも可能です。

そのためには、現場作業から施工管理まで関れるチャンスがあり、資格取得などにも挑戦しやすい会社に就職して、電気工事士として経験を積むのがベストでしょう。

電気工事士は、新しい技術や設備の登場で今後もニーズが高まることが期待されています。

少しでも興味を持っている方はぜひ挑戦してください。

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松尾電気は資格取得に頑張る電気工事士を応援しています!

松尾電気では、社員ひとり一人が目標を持ち、電気工事士として成長できるように、資格取得の支援体制や資格手当を設けています。

この他にも電気工事士としてステップアップするための勉強や資格取得は積極的に支援!

仕事に役立つ資格であれば、社員の意見を取り入れ、様々な資格に挑戦できるようになっています。

電気工事士として活躍したい方は、ぜひ一度お問い合わせください。




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